猛暑が続く夏の注意点:熱中症とその深刻な影響
今年の夏は驚くべき猛暑に見舞われ、8月8日までに35度を超える日が17日もあり、過去最高の暑さを記録しています。この状況から、熱中症に罹る人々が増加し、日々のニュースでその深刻な影響が取り上げられています。
熱中症とは何か?
人間の体は暑くなると、体表面に血液を送り、体外へ熱を放出しようとします。同時に、汗をかいてその蒸発によって体温を下げます。
しかし、極端な気温の日には、この自己調整機能が追いつかなくなることがあります。その結果、体内の水分や塩分のバランスが乱れ、様々な症状が現れることがあります。
脳が「ゆで卵」にならないように・・・
この状態が放置されると、体内に熱がこもってしまいます。体温が42度を超えると、体の細胞が損傷を受け、脳、心臓、腎臓、肝臓などの重要な臓器にも影響を及ぼします。
これは、ゆで卵が生卵に戻らないように、壊れた細胞は元に戻らないという状態です。結果として、重篤な後遺症(高次元機能障害としての脳・心臓・腎臓・肝臓の障害)が残る可能性や、最悪の場合、命にかかわる事態に至る可能性があります。
熱中症になる要因とは?
環境、体の問題、行動が原因として、
- 気温と湿度の高さ
- 風の不在
- 強烈な日差し
- エアコン不使用などが挙げられます。
また、高齢者や幼児、肥満、持病のある人々、二日酔いや睡眠不足などもリスク要因です。
高齢者への影響
特に高齢者は、皮膚血流量と発汗量の増加が遅れ、温度調節が鈍り、熱放散能力が低く、体内で熱がたまりやすくなると言われています。これにより、深部体温の上昇が起こり、のどの渇きを感じにくくなります。
予防策と対策
猛暑が続く夏に熱中症を防ぐためには、寝る前に水分を摂り、部屋の風通しを確保し、エアコンを適切な温度に設定することが重要です。適切な水分補給、適度な休息、適切な服装も大切な予防策です。
これからの暑い季節、熱中症に対する正しい知識と適切な対策を講じて、安全で健康な夏を楽しむことが大切です。
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