季節の変わり目、秋の不調は自律神経の乱れから
暑かった夏が終わり、すでに秋の風が吹くようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
朝夕の気温は随分と下がってきましたが、まだ昼間の気温は30度以上の日が続いています。
季節の変わり目はこのような朝夕と昼間の気温差で起こる「寒暖差」が夏の疲労が解消できていない方にとって様々な症状を引き起こします。下記のような症状はありませんか?
- 頭痛
- 首から肩にかけて凝り固まる
- 夏の疲れが溜まって体がだるい、1日中寝ている時がある
- 立ちくらみがする、体がフラフラする感じがある
- 夜中に目が覚めてしまう
- 体のあちこちが痛い
- 眼精疲労や耳鳴りが出るようになった
- 胃腸の調子が悪い、下痢をよくする など・・・
ではなぜ寒暖差が起こると自律神経が乱れるのでしょうか?
暑い時:体温を下げるため汗をかき血管が広がります→副交感神経作用
寒い時:体温を上げるため震える、血管が縮まります→交感神経作用
寒暖差で交感神経と副交感神経の作用が頻繁になりジェットコースターのように切り替わることで体に負担がかかります。
そのため寒暖差が起こるとその都度体が体温調節を行うため切り替える回数が増え疲労の蓄積が増えてしまいます。
頭痛が起こりやすくなります
季節の変わり目に起こる頭痛は大きく分けて拡張型頭痛と偏頭痛があります。
副交感神経が優位な時に起こります。
ズキズキと波を打つ様な痛みです。
緊張が緩んだ時に血管が拡張し症状が出ます。
周囲の神経を刺激して痛みに繋がります。
- 見分け
- 目がチカチカする
- 視界がぼやける
- 血管がドクドクする
- 吐き気がある
- 動くと症状が悪化する など
対処法
- 血管を収縮させるためにこめかみや幹部を冷やす。
- 交感神経を高めるためにコーヒーなどのカフェインを含むものを摂取する。
自律神経の不調
自律神経の乱れは何かしらの不調が現れてからようやく気が付くことが出来ます。
自律神経を乱さないように普段から規則正しい生活で体内時計を整え軽い運動や第3者による定期的な体のケアをすることが大事です。
夏に冷たい物を摂取し胃腸の調子が悪い場合は腹部を温めるようにすると体調が改善することが期待できます。体の芯を温めるのに当院で施術しているインディバは効果的です。(秋のキャンペーン実施中)
鍼で体の調整をして内臓の温度を上げることで弱ってしまった副交感神経の症状を改善することが出来ます。
また体が重い、疲れが出やすい、寝ても体がスッキリしないなどは血行の流れが滞り老廃物が溜まっている状態かも知れません。
その様な方にはカッピングが効果的です。カッピングは皮膚や血管、筋肉を引き上げることで血管内部を拡張させ、滞っていた疲労物質の原因である老廃物を流し体調を整えます。
人は睡眠・食事・運動で出来ています。これらの一つでも不調があると自律神経が乱れ体調を崩します。
蓄積した疲労を解消して素敵な秋を過ごしましょう!