頸部〜腰部にかけて脊柱管と呼ばれるトンネル状の構造があり、その中を脳から続く神経の束である脊髄が通っています。この脊柱管が色々な原因によって狭くなることを「脊柱管狭窄症」と呼び、脊柱管の中を通る脊髄や神経が圧迫されると手や脚の痛み、しびれ、歩行障害、排尿障害などの症状を引き起こします。
◆こんな症状はありませんか?
腰や足の痛み、しびれなど、下記に示すような症状 がつらいということはありませんか?
しばらく歩くと下肢(太ももからふくらはぎやすねにかけて)のしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むと治まってまた歩けるようになるため、歩いたり休んだりすることを繰り返す(間欠性跛行)
下記のような症状がみられたら、「脊柱管狭窄症」かもしれません。
●立っていると下肢のしびれや痛みがひどくなる
●前かがみになったり座ったりするとらくになる
●後ろに反る体勢がつらい
●腰痛はそれほど強くないが、下肢の痛みやしびれがつらい
●しびれや痛みは足の両側にある
●痛みはあまりないがしびれがつらい
●歩くのはつらいが自転車には乗れる
●下肢に力が入らない
●おしりのまわりにしびれやほてりがある
●便秘、頻尿、尿もれ、残尿感など、排便・排尿障害がみられる
脊柱管狭窄症の治療
高齢者の多く発症する「脊柱管狭窄症」。昨今では50代の方にも発症する事例があります。ただの腰痛と思っている方も多くいると思いますが、足の痺れや歩行が思うようにスムーズにいかない際は「脊柱管狭窄症」を疑うことも必要です。
治療として腰部の状態を改善することを主体にしています。
脊柱管狭窄症の症状が出現している方の腰部の形状として「反り腰」になっていることが多いです。反り腰の方は胸椎が円背になり猫背の状態を呈しています。(写真参照)
反り腰の原因として骨盤の「前傾」になります。骨盤に付着する大腰筋・大腿直筋などの筋肉が硬くなり(拘縮)し骨盤を前方に引き出してしまいます。また、胸椎の「円背」の改善も必要です。
大腿部・腹部・背部・頸部の筋肉にアプローチ後、鍼施術を行います。その後腰部及び股関節など症状によりインディバ深部加温温熱療法またはカッピング吸玉療法を加療します。
脊柱管狭窄症は日常生活に非常に関与する「歩行」を阻害してしまう病態です。「間欠性破行」で外出を恐れてしまう傾向があり、家に引きこもることも少なくはありません。改善には時間はかかるかも知れませんが、手術という選択ではなく、体の改善を主体にして日常生活に支障がない生活を送るようにしましょう。
※トークにお名前をご記入下さい。
腰痛症例
アクティブメソッドメニュー
※トークにお名前をご記入下さい。
フェイシャルメソッドメニュー
※トークにお名前をご記入下さい。
フェイシャルメソッドコースメニュー
※トークにお名前をご記入下さい。