急性腰痛症(ぎっくり腰)
日常生活で腰痛を感じている方は悪化しないように気をつけて生活をしていますが、ふと下にある荷物を持ち上げたり、勢いよく立ち上がろうとした際に、突然発症し腰に激しい痛みを起こすのを「ぎっくり腰」と言います。医学的には「急性腰痛」です。
他には前屈みの姿勢で症状が出やすく「顔を洗う時」や「靴を履く時」「ベッドから立ち上がる時」「急に腰をひねったりした時」「くしゃみをした時」にも、ぎっくり腰が起こりやすくなります。
ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因
ぎっくり腰の詳しい原因は、実はよくわかっていないことも多いです。病院へ行ってレントゲン写真やCT,MRIといった通常の検査方法では、その異常を捉えることは出来ないと言われています。
当院が考えうる主な原因は、身体の機能低下(姿勢、習慣、過緊張、筋力、柔軟性低下)です。
例を挙げると運動不足による筋の弱化や柔軟性の低下はぎっくり腰を引き起こす要因となります。また、姿勢不良や長時間の同一姿勢、繰り返し動作によるそれぞれの筋肉の過活動(過緊張)によって筋肉が硬くなった状態になりその状態で荷物を持ち上げたり、椅子から立ち上がったりなどの何でもないような普段の動作に対応しきれず、腰の筋肉や関節、筋膜を痛めてしまいます。
最近ではテレワークが続き運動不足で、長時間椅子に座っているため腰椎に過度なストレスがかかり、不意な動作で腰部に激痛を引き起こすケースが多くみられる。
ぎっくり腰の治療方法
ぎっくり腰(急性腰痛症)の治療は最初の3日間が大事です。
ぎっくり腰の症状が現れた際は激痛のあまり腰全体が痛みに覆われると思いますが、特に痛い箇所に対して「火鍼術(かしん)」で痛みを抑えます。
筋肉は五行の「肝」に属するため肝経「陽陵泉」を刺鍼。やや刺激をした後歩行をして頂きます。
2・3日目は全身の緊張を緩める施術と患部に対してパルスを使用した施術になります。
ぎっくり腰(急性腰痛症)の予後
ぎっくり腰になった場合、痛みが強いため横になってしまう方がいますが、当院としてはお勧めしません。
初日はなるべく痛く無い姿勢で椅子に座るようにすることが良いと思われます。
翌日は起床する際の痛みが強く、起き上がるのも困難ですが、長時間寝ていると筋肉の拘縮が起こってしまい改善が遅れてしまいます。
多少の痛みを我慢して、動かせる部位は積極的に動かすようにしましょう。
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